マネジメント・メッセージ

皆様には、平素格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
まず、改めまして、東日本大震災で被災されました皆様に、心よりお見舞い申し上げます。JXグループにおきましても、東北・関東地区に所在する多くの拠点が被災し、株主の皆様には大変なご心配をおかけいたしました。おかげさまをもちましてJXグループ各拠点の復興につきましては、防災対策のさらなる強化も含めて順調に進んでおり、鹿島製油所および金属事業の各工場においては操業を再開し、仙台製油所におきましては、来年3月の生産再開に向けて全力で取り組んでおります。
さて、JXグループは、昨年5月に「中期経営計画(2010–2012年度)」を策定し、統合シナジーの実現と徹底的なコスト削減により、石油精製販売事業における劇的な変革を早期に実現するとともに、高い収益性が期待できる成長分野に経営資源を優先配分することで、グループ全体の企業価値の最大化を目指しております。
2011年度第2四半期は震災の影響が残る中、急速な円高が進むなど厳しい事業環境の中にありましたが中期経営計画に基づいた諸施策を着実に実行し、中核3事業ともほぼ計画通りに利益をあげることができました。この結果、原油価格の上昇などに伴う在庫評価益の影響を除いた実質的な連結経常利益は1,639億円と前年同期比133億円の増益となりました。また、成長分野への経営資源の配分につきましても、石油精製販売事業における化学品や潤滑油分野のアジアを中心とする海外展開、石油開発事業における生産量の維持・拡大に向けた探鉱・開発活動の推進、金属事業におけるチリ・カセロネス銅・モリブデン鉱山の開発等を取り進めました。なお、株主の皆様への中間配当金につきましては、昨年度より50銭増配の1株当たり8円とさせていただきました。
今後ともめまぐるしく事業環境が変化することが予見される中、JXグループはこれに確実に対応することにより、世界有数の「総合エネルギー・資源・素材企業グループ」への発展を目指してまいります。株主の皆様におかれましては、一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2011年12月


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